2021年12月15日 19時〜21時 聖霊病院より皮膚・排泄ケア認定看護師を講師にお招きし、 八事苑、第二八事苑、八事苑デイサービスの職員合同の研修会を開催しました。
講義では、褥瘡発生の要因や改善する経過を踏まえ、予防のための適切な福祉用具の活用法や、介助方法を実技を交えて講義をしていただきました。
褥瘡発生には様々な要因があり、介護ベッドの背を上げるという行為ひとつでも皮膚に圧力がかかり、褥瘡の原因になってしまうことがあります。 実技では、その違和感を実際に体感したことで、皮膚にかかった圧力を抜くことの大切さを再確認することができました。
講師の先生は人柄もとってもステキで、受診に行った際の先生のいる診察室はいつもとっても和やかな雰囲気です。 「褥瘡ケアには多職種連携によるチームワークが重要です。」と講義で仰られていた通り、自然体で日々のお仕事に邁進されている先生のお人柄が現れた研修会でした。
八事福祉会の職員行動指針に、「自己研鑽」というものがあります。 専門職として、目の前のご入居者様に最良のケアを提供できるよう、常に自分を磨き続けることを職員に促しています。
また当研修は密を避けるため、オンライン配信も行い、現地参加とオンライン参加の“ハイブリッド研修”で実施しました。研修中にオンラインを通して拍手のマークなど好反応を表す“リアクション”も飛び交い、オンライン研修ならではの楽しさもありました。
今後も継続してこのような学習の機会を設け、日々のケアの質の向上に努めて参ります。
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