平成30年9月2日(日) 天白区天白学区で実施された総合防災訓練に参加しました。
総合防災訓練の中で「要配慮者への対応訓練」ということで、天白区手をつなぐ育成会さん、天白区障害者自立支援協議会さん、天白区社会福祉協議会さんとともに、ブースにおける対応模擬訓練を実施しました。
当センターのスタッフが、認知症高齢者役を行い、防災訓練参加者に声掛けを実際に行っていただきました。戸惑いながらも、やさしく丁寧に声をかけいただけ、認知症高齢者役は満足して落ち着くことができました。
実際に声をかけてくださった方に聞いてみると、 「声かけの正解はどのようなものなのか」 「避難所に実際に認知症の人がいたら余裕もないし困っちゃうね」 という感想がありました。
声かけに正解はありませんが、やさしく声かけをすることで、困っていることに気付いてもらえたと安心できます。最後まで自分一人で何とかしなくちゃと思わず、皆さまには、まず短い声かけからお願いしたいと思います。
今回、認知症高齢者の寸劇をしましたが、相手が障害者でも障害児でも、一般の方でも気を付けることはほとんど同じです。
そして、避難所ではそういった要配慮者の方が落ち着きやすいよう、仕切られたちょっとした空間があるとよいのではないでしょうか。
名古屋市では、はいかい高齢者おかえり支援事業を実施しております。地域の皆様の協力で早期に徘徊される方を発見する取り組みです。 よろしければ、おかえり支援サポーターに登録しご協力をよろしくお願いいたします。
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